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1978 FIFAワールドカップ ハイライト  

サッカーの世界大会である第11回FIFAワールドカップは1978年にアルゼンチンで開催された。決勝はアルゼンチン対オランダで、延長戦の結果、3ー1でアルゼンチンが優勝し、史上6ヶ国目の優勝国として名を残すこととなった。

前回の1974年大会と同じ大会方式が採用された。16チームが地区予選を通じて選ばれ、4つごとに4グループに分けられた。各グループの1位と2位が通過し、8チームは4つごとに2グループに分けられた。各組の1位が決勝戦を争い、2位は3位決定戦を戦う。

第1回大会での準優勝以来、出場はするものの今一つ芳しい成績を挙げていなかったアルゼンチンにとって初の地元開催は優勝を狙う絶好のチャンスであっただけに、アルゼンチン・サッカー協会は代表監督にセサル・ルイス・メノッティを招聘。発足したばかりの軍事政権からも全面協力を約束する代わりに諸外国への宣伝のために優勝を厳命された彼は、ダーティなラフプレーで悪名高かったアルゼンチン・サッカーを南米らしい攻撃サッカーへと変貌させる実現するべく、リカルド・ビジャ、ノルベルト・アロンソ、レネ・ハウスマンといった当時のスター選手を重用せず、レオポルド・ルケ、ダニエル・パサレラ、オズワルド・アルディレス、ホルヘ・マリオ・オルギン、ダニエル・ベルトーニ、アルベルト・タランティーニ、ルイス・ガルバンら若手選手に代表の運命を託すという大胆な賭けに出た。軍事政権の全面協力を取り付けたメノッティは選手の海外移籍を禁じ、国内での入念な合宿を敢行して代表メンバーの結束を図った。

前回大会の経験者である名GKウバルト・フィジョール、FWマリオ・ケンペスを加えたフレッシュな代表チームだったが、優勝への道程は極めて険しいものとなった。地元の熱狂的な大声援を背に臨んだ1次ラウンドでは頼みのケンペスが不発だったこともあって予想以上の苦戦を強いられた。ルケらの活躍により連勝したが、イタリアに敗れてグループ2位での2次ラウンド進出となった。

これにより首都ブエノスアイレスを離れロサリオへの転戦を余儀なくされたが、結果的に見ればこの1次ラウンドにおける苦戦が若手主体の未熟で不安定な代表チームを精鋭へと急成長させることになった。更にこの2次ラウンドでようやく”エル・マタドール(闘牛士)”の異名を取るケンペスが復調し、ポーランド戦2得点・ペルー戦2得点を挙げる大活躍、特に2次ラウンド最終戦のペルー戦では4点差以上で勝たなければ決勝進出の夢を断たれるという絶体絶命のピンチに追い込まれたが、6-0と圧勝(軍事政権がペルーを買収した八百長の疑いもあるという)したことが大きくモノを言って同組ライバルのブラジルを得失点差で上回り、決勝進出を決めた。

決勝のオランダ戦でもケンペスの勢いは止まらず2得点を決め延長の末に3-1で快勝、遂に念願の初優勝を果たした。通算で6得点を挙げたケンペスは優勝国から出た初めての単独得点王となった。メノッティは与えられた軍事政権から与えられた使命を果たし、攻撃的なサッカーで優勝するという賭けに勝ったのである。

オランダはニースケンス、クロル、レンセンブリンク、レップ、ハーン、ヤンセンら前回メンバーの大半が健在であり、トータルフットボールはやや影を潜めたものの粘り強く決勝まで勝ち残った。しかし、1974年西ドイツ大会に続き2大会連続で開催国相手に決勝戦で敗れた。トータルフットボールの中心的存在だったヨハン・クライフがアルゼンチン軍事政権の弾圧政策に反対する立場から出場しなかったことが結果的に大きく響いた。

前回優勝国の西ドイツはフランツ・ベッケンバウアーが引退し、ベルティ・フォクツが主将を引き継いでチームを牽引した。しかし2次ラウンド最終戦、オーストリア戦でハンス・クランクルの2得点を許し、フォクツ自らオウンゴールを献上したことが響いて2-3の敗退、ベスト4進出目前で敗退する結果となった。

ブラジルはかつての破壊力には及ばないものの、ディルセウやロベルトらを中心とする手堅いチーム作りが功を奏して無敗のまま2次ラウンドを終える強さで歴代最多優勝国の意地を見せた。ホスト国をあと1歩まで追い詰めたが、最後は得失点差に泣き3位に終わった。

イタリアは、ベッテガ、アントニョーニらアタッカー陣とGKゾフ、DFカブリーニ、シレアらディフェンス陣との攻守バランスが程よく取れており、今大会で地元アルゼンチンを破った唯一のチームとなった。2次ラウンドでオランダに敗れ3位決定戦でもブラジルに敗れて4位に終わったが、メンバーの大半はそのまま残り、次回スペイン大会では優勝まで昇りつめることになる。

第1ラウンドの対オランダ戦で、スコットランドのアーチー・ゲミルが決めた得点シーンは映画『トレインスポッティング』の中で演出として使われた。第2ラウンドに進むためにはスコットランドは3点差が必要であり、ゲミルの得点が試合を3対1にした。しかし、その後オランダが1点を返し、3対2となり、スコットランドは第1ラウンドで姿を消した。

なお、今大会でブラジルからジーコ、西ドイツからカール=ハインツ・ルンメニゲ、イタリアからパオロ・ロッシ、フランスからミシェル・プラティニが期待の新人としてワールドカップ・デビューを果たし、各々ゴールも決めている。だが、彼らの真価は次回スペイン大会で発揮されることになる。

直前に勃発した政情不安、軍事政権による介入など暗い影を落とす中、アルゼンチン国民の熱狂的な盛り上がりもあり、地元アルゼンチンが初優勝を獲得したことで、形の上では成功した大会となった。



開催国 アルゼンチン
優勝   アルゼンチン
準優勝 オランダ
3位   ブラジル
4位   イタリア


得点王 6得点 マリオ・ケンペス (アルゼンチン)

得点ランキング

1位 6点 マリオ・ケンペス
2位 5点 ロブ・レンセンブリンク テオフィロ・クビジャス
4位 4点 ハンス・クランクル レオポルド・ルケ
6位 3点 カール=ハインツ・ルンメニゲ パオロ・ロッシ ヨニー・レップ 
       ディルセウ ロベルト・ディナミテ

出場国

南米

アルゼンチン(開催国・2大会連続7度目)
ブラジル(11大会連続11度目)
ペルー(2大会ぶり3度目)

ヨーロッパ

西ドイツ(前回優勝国・7大会連続9度目、旧ドイツ時代を含む)
オランダ(前回準優勝国・2大会連続4度目)
ポーランド(前回3位・2大会連続3度目)
イタリア(5大会連続9度目)
スウェーデン(3大会連続7度目)
ハンガリー(3大会ぶり7度目)
フランス(3大会ぶり7度目)
スペイン(3大会ぶり5度目)
スコットランド(2大会連続4度目)
オーストリア(5大会ぶり4度目)

北中米カリブ海

メキシコ(2大会ぶり8度目)

アフリカ

チュニジア(初出場)

アジア

イラン(初出場)
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